こんにちは!
梅雨入りしました。どんよりとしたお天気の中
彩をあたえてくれる紫陽花が美しい季節となりました。
さて、今年の夏はどんな夏になるのでしょうか?
気象庁の予報では猛暑の可能性もあるとか
ということとで
これからの季節は水分補給が多くなる時
飲み物が 重要です。
あなたが普段飲んでいるのは何ですか?
患者さんたちの減量のお手伝いをしていて、食事や運動の記録などを拝見するのですが、
飲み物の記録がありません。
意外と見落としがちなのが飲み物です。
食事のわりに血糖値が高かったリ、体重が減っていない方に
「何飲んでますか?」 と聞いてみると
ジャーン〜 飲んでます。いろいろ
炭酸飲料
ポカリスエット
缶コーヒー
牛乳(一日グラス一杯ぐらいはいいのですが、それ以上は牛乳もグラス一杯約130KCALあります)
ヨーグルトドリンク
ヤクルトとか
栄養ドリンク(ドリンク剤)
カルピス
のみのもではないですが、アイス(ガリガリ君とかソフトクリームとか)
まだまだありますが・・・・・
あなたはいかがですか?心当たりありますか?
そして、これからの季節多くなるのが
ペットボトル症候群です。
スポーツドリンクとか清涼飲料水を多量に飲むことでおこる急性の糖尿病です。
高血糖になるので喉が渇き、その喉の渇きを潤すためにさらに清涼飲料水をがぶ飲みし、
さらなる高血糖を引き起こし、その悪循環で
口渇 多飲 多尿だけでなく、意識混濁などの症状で病院へいらっしゃいます。
最近の夏は得に暑いので、発症者が多いような気がします。
ソフトドリンクを普段水代わりに飲むとすると
例えば2リットル飲むと、120~200gの糖分(カロリーにして470~780KCAL)摂ることになります。
世界保健機構(WHO)が炭酸飲料の過剰摂取が糖分過剰摂取につながり、肥満の原因になり、
慢性疾患の危険性を高める可能性があると警告しています。
それを受けてか,
韓国のソウル市では炭酸飲料が公共施設の自販機で販売禁止だとか!
そして、炭酸飲料を販売する自販機には(健康への危険性)を知らせるステッカーが貼ってあるそうです。
これがソウル市民の健康にどう影響を与えるか、慢性疾患が予防でき、
どれくらいの医療費削減につながるのか
興味深いところですよね。
ところで、
カロリーオフ、カロリーゼロの飲料はどうなんでしょうか?
カロリーゼロのコークやカロリーゼロのサイダーなど
コンビニにはカロリーゼロがたくさ〜ん。
カロリーゼロという表示を見ると、なんとなく安心してつい手が伸びてしまいますよね。
しかしながら最近、カロリーゼロに使われている人工甘味料で
さらに甘いものへの欲求が増すとか、肥満が助長されたり、糖尿病のリスクが高まるといった報告もあり
やはり、飲み過ぎには注意を要しますね。
いずれにせよ、自然の素材を適度に楽しみながら、甘みばなれが必要なのかもしれません。
これからの季節、水分摂取は重要です。
体の2/3は水分でできているのです。
きれいな水をたくさん飲んで(腎機能が問題なければですが)
つねにきれいな水分で体を満たしてあげたいですよね。
そして、代謝を良くすることはダイエットにも効くんです。
これからの季節、何を飲みますか?
飲み物にもぜひ意識を向けてくださいね。