こんにちは! れいかです。
ダイエットプログラムにご参加いただいている方に
「先生、体重は減ってきてはいるのですが、ぽっこりお腹をどうにかしたいのですが、
どうしたらいいでしょう?」とよく聞かれます。
確かに。。。。。
特にこれから本格的な夏を迎え、薄着になるし、バカンスで水着になったりと
「ぽっこりお腹、引っ込め〜!」 ですよね。
焦って、腹筋運動など始めてる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
でも ちょっと待ってください!
腹筋運動が果たして本当に局所的なお腹の皮下脂肪をとってくれるのでしょうか?
どうでしょう?
確かになんか腹筋運動をすれば、お腹周りの脂肪が燃えて
お腹周りがスッキリしそうなイメージはありますよね。
しかしながら、腹筋運動やいわゆるドローインなどの局所をターゲットとした運動が
局所の皮下脂肪を減らすからどうか疑問という科学的なデータがあります。
例えば、わかりやすい例ではテニスの選手です。
テニスの選手は利き腕方が運動量が多いことは明らかですよね。
つまり、利き腕の皮下脂肪の方がそうでない腕に比べて薄そう。
ところが、ある研究では、
利き腕とそうでない腕とでの皮下脂肪の厚さに差はなかったということがわかっています。
また、別の研究では
ある一定期間、利き腕でない方にレジスタンス運動をした場合、
プログラム前後で皮下脂肪の減少は
トレーニングした腕に特化して起こらないことが明らかになりました。
ガ〜ン!!!!!
つまり、局所的な腹筋運動では
ぽっこりお腹の原因である皮下脂肪は減らないのです。
その理由は
・脂肪細胞にある脂肪を筋肉細胞は直接燃料としては使えないのです。
・そして、レジスタンス運動、それ自体はカロリー消費が少ない。
(脂肪1kgを燃やすには7000Kcal消費しなければなりません。)
からです。
では、どうしたら良いのでしょうか?
はい!
まずは、とにかくカロリー消費を多くしてして、体全体の皮下脂肪を減らすことです。
それには有酸素運動が効果的です。
脂肪を効果的燃やすには筋トレのような無酸素運動よりも
ウオーキングやスロージョギング、水泳、サイクリングなどの有酸素運動が効果的です。
さらにはインターバル運動がより効果的ということです。
例えば、インターバル歩行。
少し息がハアハアいうさっさか歩きとゆっくり歩きを交互に続ける
インターバル運動です。
インターバル運動は安静時の基礎代謝量を増やすとも言われています。
腹筋運動などの筋トレももちろん重要です。筋肉が増えることで基礎代謝も上がり
皮下脂肪が減った後のシックスパックとかくびれボデイーを作り上げるには
筋トレなしでは作り上げられません。
まとめると
ぽっこりお腹を解消するには全体の体脂肪を減らすこと、
(局所的な筋トレだけではその部位の皮下脂肪を効率よく燃やすことはできません。)
トータルの消費カロリーを増やすことが大事。
(脂肪1kg減らすには7000KCalのカロリー消費が必要です。)
脂肪を燃やすのに効果的な有酸素運動を行うこと、筋トレ、食事をバランスよくとることをすれば
お腹周りもいつのまにかスッキリ!
今日の処方箋