”もっと食べたい!” 「過食・どか食い」を防ぐ一つの方法。 食欲 こんにちは、れいかです。 ”もっと食べたい!” 食欲が止まらないなんてことはありませんか? そんな食欲をコントロールするメカニズムはたくさんあるのですが、 今回はそのうちの一つについてです。 先日のニュースでNHKの記者の過労死のことが報道されていました。 一ヶ月の残業が159時間だったとか。 休みたいときに休めなかったストレス、ずっと緊張状態が続いていたことが 過労死の原因だったのでしょう。。。。。 私たちの体にはリズムあります。 (体内時計とかバイオリズムなんて言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるかと思います。) その中の一つに 「覚醒とリラックス」のリズムがあるのです。 覚醒して、そして覚醒がピークなった後、徐々にリラックスして行く1サイクルが おおよそ90分から120分と言われています。 そのリズム通りの休息がとれず、ずっと覚醒状態でいれば、いつも交感神経が興奮状態で 心臓の機能が亢進しっぱなしになってわけですから、心不全などの突然死が起こるわけです。 あなたはそのリズムに気づき、それに合わせて、仕事をしたり、休んだりしていますか? この「覚醒とリラックス」のリズムに合わせて 休息をとることはとっても大事なことなのです。 覚えておいてくださいね。 ということで前置きが長くなってしまいました。 これが食欲とどう関係あるの? 早く本題に入ってよ! ですよね。 「かしこまりました!」 現場で多くの患者さんと接していて オーバーワークだったり、シフト制のお仕事で十分な休息がとれていない人たちが多くいて そのような方々の食欲や血糖値のコントロールが本当に難しいということを肌で感じています。 そうなんです。 現代はそんな自然の「覚醒とリラックス」のリズムに合わせるのがとっても困難な時代なんです。 休めないストレスや過緊張の状態が様ような病気を引き起こすと言っても過言ではないと思います。 そのリズムが一旦狂うと、つまりずっと覚醒状態が続いてしまうと 自然にリッラクスすることが難しくなります。 仕事をし続けた後、なんか疲れているのに、興奮状態で寝付けなかったなんて経験ありませんか? 故意的にリラックスするために、 アルコールに頼ったり、甘いものなどを過食したり、眠剤などを内服したりして、無理やり休むのです。 甘いものが無性に食べたい、もっと食べたい! 食べるともっと食べたくなる! こんなときは要注意です。 特に、甘いものは食べるとなんか幸せな気分になりますよね。 それは脳内モルヒネが出るからで コカインの8倍くらいの依存性があるとも言われています。 甘いものを食べるともっとたべたくなる渇望が生まれるのです。 食べ物依存症です。 また、逆に、休みたいという欲求、眠気に逆らって仕事するときは 故意的に覚醒を得るために、 カフェイン系の飲料をとったりしますよね。 (これも危険!以前エナジー系のドリンク剤の飲み過ぎで 死亡した人いたという話を聞いたことがあります。) そして、いざ寝ようと思ったときに頭が冴えているので、 気持ちを鎮めるために、過食したり、アルコール、薬物に頼るという悪循環を引き起こすのです。 「もっと食べたい!」 食欲が止まらないときは ⓵この自然な「覚醒とリラックス」のリズムに合わせて休みをとっているか見直してみてください。 休みたいと感じたら休む! ただ、普段の職場環境でそんな90分に一回、 休みたいなと思ったときに休むなんて無理! と思われるかもしれません。 でも、例えば、トイレに行って3分休むことはできるかもしれませんね。 (休むときにはただ休んで、スマホはみないでくださいね) そして、休息をとると、間違いなくその後の仕事のパフォーマンスは上がります! ⓶それから、無性に食べたい、食べすぎる時は体がリラックスを要求している時、 食べること以外、健康的な方法でリラックスすることです。 あなたの健全なリラックス方法は何ですか? ・お風呂にゆっくりつかる。 ・アロマをたく。 ・音楽をきく。 ・散歩をする。 他にはありますか? 自然のリズムに合わせる、 そんなご自身へのいたわりが、生活習慣病を予防し、健康へとつながります。 先に報道された、NHKの記者の方はきっと 体の休みたいという欲求に気づいていなかったのかもしれませんね。 もしくは、気づいていたかもしれないけど、仕事し続けなければいけない状態で その欲求をを無視せざるおえなかったのでしょうか。 あなたはいかがですか? 今日の処方箋 あなたの休みたいという感覚にtune in! 休みたいを感じて休む。