こんにちは! れいかです。
1/5の記事をお読みになり体を動かされましたか?
私も昨日から体を動かし始め、ようやくいつものモードにもどってきました。
今日は特に呼吸と姿勢に意識を向け、清く、穏やかにという感じに整えてみました。(笑)
あなたはいかがですか?
今日はダイエットの先にあることというテーマで少しお付き合いくださいね。
その先にあること。。。。。
あなたはなんだと思いますか?
その前に昔話になりますが、私が医師となったのは四半世紀くらい前のことです。
今振り返ってみて思うこと。
・救命救急センターにいた時
喘息でほとんど瀕死状態で搬送されていらした方が、高度で最新の治療のおかげで集中治療室から
歩いて退院されたのを見たりして現代医療の素晴らしさを経験しました。
しかしながら、またその一方、
・老人介護福祉施設で
チューブにつながれて身動きがとれないご高齢の方々を見たり、
(ご自身で意志の表明ができず、ご家族の希望だからあたり前です。
大事な方にいてほしい気持ちもよくわかります。)
ただ、本当にご本人にとって、希望することで幸せなのかどうか?
・3年前に母が膵臓癌で余命6ヶ月と診断された時
抗がん剤治療しか選択肢がなかったので、治療を継続していました。
確かに一時的には回復し延命効果はあったのかもしれません。
副作用でごはんが食べられない母をみてきて、生活の質をいうことを考えた時
本当にこの治療が母によかったのかどうか、勇気はいりますが、
治療をしないという選択肢もあったのかなあと今にしては思います。いろいろ後悔もありました。
(抗がん剤治療もがんの種類、ステージによっては著効するものもあります。
すべて拒むという意味ではありません。)
一人の人間として患者さんに接してきて、接する方々が本当に
健康で幸せである状態とはどんなことなんだろう。
幸せに天寿を全うするということはどんなことなんだろう。
といつも考える中
WELL BEING
という言葉に出会いました。まさしく探していた言葉です。
簡単にいうと健康で幸福な状態、安寧な状態。
よりいきいきとした、より元気な、より幸せなありかたを意味しているのではないでしょうか?
私は今のこの仕事が好きで、毎日目の前の患者さんと接するのが大好きです。
このままいったら、もしかしたら病気が重くなってしまう方々が
ちょっとしたきっかけで良くなって、
その方の元の気(元気)、自然な状態にもどっていくのを見るのが本当に好きなんです。
私にお手伝いできるのはいろいろなことでバランスを崩した方々が、
その方の元の気に戻るようにちょっと後ろから押してあげることかな。
そして、今の糖尿病の診療について。
大抵の糖尿病の方々はやせれば薬がいらなくなるのに、
体重を減量することの指導が不十分で、なかなかうまくいかない。
だけど数値をよくしないと将来合併症になるからやむおえず薬の増量が続く、
これって本末転倒してますよね。
生活習慣を変え健康的に体重を減らすことで薬が減る。もしくは薬がいらなくなる。
病院に通わなくてもすむかもしれない。
その病院に通院する時間と費用を楽しみ使うことができます。
たかがダイエット、されどダイエット
ダイエットの先にあるものは
より健康で幸せな生き方を身につけること。
その人の元の気、自然な状態に戻ること。
生活習慣を変えるのは難しくありません。
健康的でいきいきした自分になって、
人生の楽しみフォーカスしていきましょう!
最後まで読んでいただいてありがとうございました。