疾患概念の木
アメリカのfunctionalmedicine(機能性医学)学会の疾患概念の枠組み
左の図は機能性医学学会のホームページから参照しています。
Functional Medicine Treeとは、人間のからだを木に見立てて表しています。木の根にあたる部分が人間の健康の土台となるものです。
根には次の要素があります。
- 食事・栄養
- 運動・活動
- 睡眠・休養
- ストレス
- 他者や自己との繋がり
木(からだ)に元気がなくなった時に最初に見るべきところはその根本原因(根)です。
ですから最初に患者さんに問診で食事、運動、睡眠などのライフスタイルについて詳しく
お伺いするのです。
その根本原因が土台にあり、何かのイベントが引き金になり、からだのバランスが崩れた 結果、それが症状、兆候(木の幹)として現れるわけです。枝や葉っぱは各臓器の体内システム(胃腸系、心臓系、肺や呼吸器系など)を表し、症状は疾患として診断されます。
現代医学は枝や葉っぱの部分を見て診断を下し、それに対して対症療法(薬の処方)を行うわけです。
栄養療法では根本原因(食事・運動・睡眠・ストレス・繋がり)にアプローチして、元気がなかった木(からだ)を、その根っこの部分の土壌を肥沃にして、たくさんの太陽と水と酸素を吸収しながら、木を元気に繁らせることをサポートすることを意味します。
栄養療法カウンセリングでは、この疾患概念の木(functional medicine tree)の考え方をもとに根本原因にアプローチして、その結果自然治癒力を高めて行ったり、病気を予防したり、健康増進を行っていきます。詳細な問診や検査データに基づいて、あなたに必要な食事、栄養を始めとるする生活習慣のアドバイス、行動変容をサポートしていきます。
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