目次
こんにちは! レイカです。それでは早速、あなたのかび毒チェックをしてみましょう!
あなたのかび毒蓄積チェック!
- □鼻詰まり、咳、喘息が続いている。
- □家が古い、かびが生えている場所がある。
- □湿気の多いところに住んでいる。
- □ずっと加湿器やエアコンの掃除をしていない。
- □アルツハイマー病、パーキンソン病と診断されている。
- □夜間頻尿である。
- □不眠がある
- □運動をしても脂肪が落ちにくい
- □集中力や記憶力の低下がある。
- □鼻血がよく出る。
チェックが3つ以上ついた方は要注意です。
もしかしたら原因不明の不調もカビのせい?
そんなわけで今回は湿気の多いこの季節特に気をつけたい
こわ〜いカビ毒についてお伝えしますね。
これを読み終わる頃には
カビ毒ってなぜ怖いの?
どんな風に予防するの?がわかるようになります。
きっかけは
実は自分でやったカビ毒を調べる検査で一部、正常範囲内ではあったけれど
高めの値があったからです。
実はとっても怖いかび毒
カビといえば味噌、醤油、鰹節をはじめとする発酵食品に利用されている
有用なカビもあれば、人体に害を及ぼす有害なカビもあるのです。
1.食べ物由来のカビ
アフラトキシン
食べ物由来のカビで特に注意が必要なのがアフラトキシンというカビ毒です。
アスペルギルスというコウジカビの一種によるカビ毒で
肝蔵がん発生率とアフラトキシンの摂取量に関連性があり、アフラトキシンを体重1kgあたり
1ngを毎日摂取すると肝臓がんの発症リスクは30倍とも言われています。
どんな食品に気をつければいいのか?
アフラトキシンに関してはナッツ類、穀類、乾燥果実、牛乳、
そのほか、トウモロコシ、コーヒー豆、カカオ豆、香辛料、家畜飼料などが注意です。
カビ毒は加熱で分解しない
カビそのものは加熱で死滅しますが、カビ毒は熱に安定で加熱でも分解しません。
よって、ピーナッツバター、パスタ、蕎麦粉、焙煎コーヒー、インスタントコーヒーや
チョコレートなどの加工食品からも検出されることがあるそうです。
また、家畜飼料が汚染されていた場合、それを食べた畜産物、その加工品(牛乳、チーズ)
にもカビ毒が移行することがわかっています。
2.肺などに病気を起こすカビ
肺アスベルギルス症
エアコンの内部などで繁殖し、室内に胞子を撒き散らしたりします。
咳、痰の症状を引き起こしたり、肺や気管に異常をきたしたり、
副鼻腔炎や外耳道炎なども起こります。
免疫が低下している方は特に注意が必要です。
3.皮膚に感染するカビ
カンジダ
皮膚の表面に斑点や痒みを生じるいわゆる水虫菌です。
カンジダは人間に常在していて通常は無害ですが、
抗生剤やステロイド剤を使用中の方やその他病気で免疫が低下している方は
全身症状を引き起こし、治療にも時間がかかる場合があります。特に夏季は
水虫菌が大好きな季節で足水虫が悪化していらっしゃることも多いので
気をつけてくださいね。
では、かび毒を予防するにはどうしたらいいでしょうか?
食べ物由来のカビ毒
要注意食品
- 玄米、小麦、トウモロコシ等の穀物類と、その加工品
- コーヒー豆、アーモンド、落花生等の豆類と、その加工品
- りんごとジュース等りんごの加工品(パツリンのみ)
- 汚染された飼料(穀物類)を食した畜産生産物(牛・豚・鶏)
食品中のカビ毒は国の規制値が設定されてはいますが、特に輸入されたものは
保存状態が分からないので注意が必要だと思います。ただ、国産だから絶対安全とも言えないですよね。個人で賢く購入するしかないでしょうか?ただ、アフラトキシン以外は直ちに
人への健康被害は現時点ではそれほど高くないと言われています。さらに私たちの体には解毒というシステムが備わっています。要注意の同じ食材を毎日多量に食べないように注意し、
過度に神経質にならないようにしたいですね。
家にある古い食材は処分する。
古いものは購入しない、なるべく保存方法がわかっている国産品を買うというのが
個人レベルでできることでしょうか?
あとは国レベルでの検査体制を整え、食品の安全性を高めていくことが必要だと思います。
環境に潜むカビ毒
こちらはとにかくお掃除です。エアコンのフィルター、長いことお掃除していない方は
専門業者にお掃除をお願いしてもいいかもしれないです。あとは水回りのお掃除、お風呂場の黒いカビとか徹底的にお掃除してくださいね。窓サッシの水滴をとることもお忘れなく。
加湿器も温床なるそうです。また、お掃除するときはマスクをして、吸入しないように気をつけましょう!
カビは湿気が大好きなので、お天気の良い日には窓を開け、換気をしてカビが生えにくい
環境にしていきましょう。
たかがカビ されどカビ
まとめると、私たちの周辺には発酵食品の良いカビもあれば、
中には病気を引き起こすカビもいて、
普段からのちょっとした食べ物への意識やこまめなお掃除で
カビによる病気を予防することができるのです。
もしかしたら、あなたの今の不調もカビが原因?
ということもあるかもしれません。
早速、エアコンお掃除してみてくださいね。
今日の処方箋
古い食材は処分しよう。食べ物のカビ毒注意!
エアコンフィルター掃除や水回りをお掃除しよう!