こんにちは! レイカです。
早速ですが、超重要ビタミン。ビタミンDについてです。
ビタミンDといえば どんな効果を思いつきますか?
・骨や骨格を丈夫にする
・くる病(骨軟化症)の治療
などが思いつきますよね。
でも、それだけではないんです。
それだけではない、ビタミンDの重要性、
そして効果的にとる3つの方法についてお伝えしますね。
ビタミンDの重要性
ビタミンDの重要性については以前の記事でもお伝えしました。
こちらも是非ご覧ください。
そこでも述べましたが
- 免疫機能を高める (風邪やインフルエンザの予防)
- アレルギー症状の改善
- がんの予防(特に大腸がん、乳がん)
- うつの予防(冬季うつ:冬になると鬱症状が出るのは日照時間が少なくてビタミンD濃度が下がることが考えられる。)
- 認知症予防
- 糖尿病やメタボの予防(インスリン抵抗性が改善する)
- 心臓病、動脈硬化の予防
- ダイエット効果
などなど、さらには最近特に多く報告されているのが
ビタミンDとコロナ感染症との関連です。
ビタミンDはコロナの重症化を予防する
2021年10月13 日に発表された論文(PMID: 34642923)
メタアナリシスでビタミンDがコロナウイルス感染症の重症化予防効果があることが確認されています、対照患者数は2322人。ビタミンD投与群と服用してなかった2群を比較して、14病日での死亡率、病院での死亡率、ICU入室率、人工呼吸器装着率を比較したところ いずれの項目でもビタミンD投与群が有意に低値でした。
ところであなたのビタミンD足りているでしょうか?
あなたのビタミンD濃度予想
さて、以下をチェックしてみてくださいね。
□家や屋内にいることが多く、外に出かけない。
□外に出るときはいつも日焼け止めをバッチリ塗っている
□魚より肉を多く好む
□しいたけなどキノコ類はあまり食べない
どうでしたか、チェックが多くついた方はビタミンDが不足している可能性が大大大!です。
どんな人がビタミンD濃度が高かったか?
当院ではご希望の方にビタミンD濃度を測定しています。
残念ながら多くの方の血中濃度が低値(25OHDが20ng/ml未満)です。
では30ng/ml以上だった方はどんな方だったのでしょうか?
①魚介類をたくさん食べていた農家のおばあちゃん
②サーファー
③ゴルフをほぼ毎日ラウンドする人 でした。(これは飽くまでも当院での結果です)
ビタミンD濃度を上げる3つの方法
1一番効果的なのは日光を浴びることです。
日光を浴びることでビタミンDは皮膚で生成されます。
2ビタミンDが豊富な食材をとる
*魚介類にはビタミンDが豊富です。特に鮭はおすすめです。
ちなみに鮭一切れのビタミンDは1000IUです。
他にもしらす、いわし、かつお、さんま、さば
*天日干しいたけ キノコ類 キクラゲ
*卵黄
3. ビタミンDサプリメントをとる
まず、クリニックでビタミンD濃度(25OHD3)を測定してみてください。
あなたのビタミンD濃度が20ng/ml以下 欠乏
20〜30ng/ml 不足
理想的には40~80ng/ml欲しいところです。
血中濃度が20ng/ml以下の欠乏している方、そして日光にあまり当たらない、
食事で血中濃度を上げるのも難しい場合にはビタミンDのサプリメントも
有用なこともあります。
ビタミンD濃度が不足している場合は最初は5000IU/日
維持量は1000~2000IU/日が目安ですが、個人差もあるので
クリニックで血中濃度モニターしてもらいながら服用することをお勧めします。
冬は日照時間が短くなりビタミンD濃度も低くなる季節、一度血中ビタミンD濃度を測定してみてはいかがでしょうか?
今日の処方箋
日光にあたって、魚介類やキノコ類を食べよう!